蒸し暑い日が続いておりますが、道端に咲くアジサイの青色に
少し心が癒されるこの頃です。
先月行われた「Michel Gonet(ミシェル・ゴネ) 特別セミナー」では、
定員12名を大幅に超えるお問合せを頂戴し誠にありがとうございました。
生産者のソフィーさんも喜んでおり、今回お会いできなかった皆様にも
心からお礼を申し上げたい、と言っていました。

Champagne Michel Gonet(シャンパーニュ・ミシェル・ゴネ)と言えば
手描きのエッチングボトルのプレステージ、「Prestige Blanc de Blancs 1998
(プレステージ・ブラン・ド・ブラン1998年)」が印象的ですが、
今回のセミナーで思ったのは
外見の美しさだけでなく、中身も時間と手間を掛けとても丁寧に造られているということです。
スタンダードからプレステージまで、全て手造りで仕上げるこだわり。
セミナーの最後、参加されたお客様にメッセージカードをプレゼントするときも
12枚分、全てのカードに異なる文章を書き込んでいたのが印象的でした。
当日フランスから3本のシャンパーニュを背負ってきたとは思えないほど
元気でエレガントなソフィーさんは、シャンパーニュへの情熱で一杯の魅力的な女性です。
会のスタートは、なんと バックヴィンテージ・Blanc de Blancs 1996(ブラン・ド・ブラン1996年)から。
若めのものから古いものへ…とノン・ヴィンテージのBrut Reserve
(ブリュット・レゼルヴ)を準備していた私達の予想とは異なり
「ちょっと古いヴィンテージのブラン・ド・ブランはアペリティフに最高なのよ」と
ソフィーさんならではのチョイス。
続いてBrut Reserve(ブリュット・レゼルヴ)。
今回の全ラインナップの中で唯一、黒ブドウが混ざっていることもあり(ロゼを除く)
フレッシュなリンゴを思わせる爽やかな果実味が、アペリティフから
食事に進む間のちょうど良い刺激になりました。
365日シャンパーニュのことをわが子のように考え、この順番をサラッと教えてくださった
ソフィーさんに、新しいシャンパーニュの楽しみ方を勉強させて頂きました。
シェフのお料理とともに、
Blanc de Blancs NV (ブラン・ド・ブラン ノン・ヴィンテージ)
Blanc de Blancs 2001(ブラン・ド・ブラン2001年)
Prestige Blanc de Blancs 1998 (プレステージ・ブラン・ド・ブラン1998年)
が続き、
収穫年ごとの味わいの深さを楽しいエピソードと合わせて楽しむことができました。
驚くべきは、樽で発酵させたシャンパーニュ、Fut de Chene (フュ・ド・シェーヌ)の存在感です。
木樽で発酵、熟成されたシャルドネは、ふくよかな芳香、柔かい酸味、
円熟した果実味が舌の上で溶け合い、白ワインのように長い余韻となって広がります。
「樽発酵で造られたシャンパーニュがいい」と言うと、全てのものが良いような錯覚を
与えてしまう向きも多いのですが、全てが樽を使ったからと言って美味しくなるというわけではありません。
生産者さんの想いと、ブドウの個性、ブドウと樽とのバランス、
楽しむお客様の好みがマッチして初めて「美味しい」が生まれる、
というのが私達の考えです。
ですので、お好みによって感想は異なりますが
ミシェル・ゴネのFut de Chene (フュ・ド・シェーヌ)に対する私達の感想は、
ブドウと真剣に向き合って造った造り手による、シャンパーニュの新たな一面を教えてくれる芸術。
そんなシャンパーニュです。
あまり冷やしすぎずに、大きめのグラスでじっくりとお楽しみください。
長くなりました…
途中、幸運にもブショネを引いてしまうというハプニングもありましたが
(フランスではラッキーボトルと呼ぶようです)、
無事Rose (ロゼ)とデザートのマリアージュも堪能し
皆様のシャンパーニュへのご興味、ソフィーさんの温かいお人柄でとても充実した会となりましたこと
御礼申し上げます。
サロン・ド・シャンパーニュ・ヴィオニスに5月、おいでくださった沢山の方が、
Michel Gonet(ミシェル・ゴネ)のファンになられたことと思います。
これからも皆様に素晴らしいシャンパーニュの世界をお伝えできるよう
阿部をはじめスタッフ一同お手伝いさせていただきます。。
どうぞよろしくお願い申しあげます。
今月(6月)は、「3」と「6」のつく日にSalon 1996(サロン1996年)をグラスで開けています。
(詳しくはSalon1996年 6月特別企画をどうぞ。)
ちょっと酸味の爽やかな若めの子。やっぱり美味しい!
色々な媒体で「シャンパーニュ」「スパークリング」の特集が目を引く時期になってまいりました。
もうすぐ夏ですね。 (最後まで読んでくださり、ありがとうございます。)

